こつぶが毎日食べていたヨーグルト
まだ残っているので
きのうは、お父さんとお母さんが食べました。
小粒が毎日食べていたバナナも食べました。
きのうは朝から、くもり空。
ときどき雪もちらついて､寒い日でした。
長男のお嫁さんのSちゃんも来てくれました。
午後、お父さんが帰ってきて、
小粒が入っていく箱に、
いつもご飯を食べるときに使っていた
カフェマットを敷きました。
お父さんに抱っこしてもらい、たくさんの花と手紙に囲まれて
いよいよ出発です。
キリンさんがいっしょじゃなくて、ごめんね。
がまんしてね。
その代わり、お花をいっぱいいれたからね。
よくにおいをかいでいたシクラメンの花もいれたよ。
うちを出るとき、雲が晴れて急に青空になりました。
みんなで出発です。
小粒は、お父さんが抱っこしてくれました。
お母さんは、小粒と後部座席に座りました。
お母さんは、きのう自分でも信じられないくらい落ち着いていました。
受付で「こつぶちゃんって、可愛い名前ですね。」って言われたよ。
「だれがこの名前をつけたんですか？」とか質問されたけど、
さすがにこのときは涙が出てきました。
「もうなにも聞かないで～」と心の中で言って、
うなずくことしかできませんでした。
最後に、ちゃんと小粒の顔を見て「バイバイ！」ってお別れを言いました。
聞こえたかな？
小粒ちゃん、ひとりっきりで寂しいけど、ごめんね。
よく頑張ったね。
２８日におむかえに来るからね。
それまで待っててね。
そしてSちゃん、いっしょに行ってくれてありがとう。
すごく心丈夫で、助かりました。
小粒を、いつもかわいがってくれてありがとう。
「ばいばい！おとうさん、おかあさん、
おおきいおにいちゃん、Sちゃん、
おねえちゃん、Nちゃん、Mちゃん、Rちゃん、こむぎちゃん
ちいさいおにいちゃん、、Cちゃん、Kくん
もうあえないけど、みんなありがとう～
ときどきおもいだしてね。
そのうち、ゆめのなかにでてくるかも・・・
じゃ、いってきます！
またね！」
いつも読んでいただいてありがとうございます！！
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