お昼寝から目が覚めると、お母さんが久し振りに豚のミミを買ってきて
くれたよ。一番大きいのを選んできてくれたらしい。
ボクの顔と同じくらいおおきかったよ。
めっちゃうれしくてさ、ここで食べようかな、
あそこへかくしておこうかなと、いろいろ悩んじゃったよ。
でもやっぱりここでたべよっと・・・
５分後、「こっちゃん、豚ミミは？」とお母さん、「えっ？何のこと？」
とボク。あれっ、まてよ、確かに豚ミミ食べてたよな。
お母さんは部屋じゅうを探し歩いていたけど、みつからず・・・
ボクも探したけどみつからない。
「もしかして、呑み込んだ？でも、あんな大きくてかたいのを
呑み込めるかなあ・・・」
呑み込んだ？って言われてもなあ、そういえば呑み込んだような気も
するし、そんなあほなって気もするしちょっと記憶にないねん。
でも、どこにもないということは・・・気のせいか喉が痛いような・・・
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